夜学/Naked Singularities Vol.2 いよいよ今月末!

フライヤーもアツい,夜学/Naked Singularities Vol.2 !


いよいよ今月末2/28(金)に迫りました!

宇宙物理学とクラブミュージック,かけ離れた世界だと思う人も多いでしょう。物理の授業とクラブを比べるなら,そう思って当然です。でも,よく考えて下さい。僕は両方好きなのでよくわかりますが,どちらもアツいし,アガるし,ぶっ飛んでるんです。最先端の物理の世界ではブラックホールの中に何があるのかや,ブラックホールが蒸発するかもしれないという話,宇宙が無から始まったかもしれないということや,宇宙がどんな形をしているのか,時間とは何か,空間とは何か,この世界には4次元以上の次元がある可能性…,そんなものが本気で議論されています。それはもう,ワクワクするし,興奮するし,なんかキラキラしてて,夢がある。そんなところもクラブの「祭り」が与えてくれる興奮と実は一緒なんです。

と言っても,クラブで「物理学をやる」経験を持っている人はそうそういないでしょう。でも,ヘッドフォンで好きな音楽を聴きながら仕事している人はたくさんいますよね?僕の場合はクラブそのものがそれ。大音量で好きな音楽を聴けるばかりか,クラブというお気に入り空間にまで浸ることができる…僕は院生時代,本当にクラブに論文だの教科書だのを持ちこんで,好きな曲が掛かるまで隅っこで計算し,好きな曲がかかったらダッシュでフロアへ…それは最高やったんです!

まあさすがにそんなことをしてたのは僕だけでしたが笑,あれから20年近く時間が経ち,本職として研究をする傍らで,群馬高専では在職の7年間で初年度を除いてベストティーチャーを6年連続受賞し「やる気の無料配布」という二つ名までもらいました。

講演やイベントもたくさん依頼されるようになり,「やさしさが服を着て歩いている」と噂される(?)ほどのサービス精神と,物理学者になるかお笑い芸人になるか本気で悩んだほどの生粋のエンターテイナー魂に火がつき,もっと盛り上がるイベントにしたい,宇宙物理学に限らず,あらゆる学びが与えてくれる興奮を伝えたい,そして定期テストで点を取るだの,どこぞの大学や企業に行くだの,役に立つ・立たないだの,ちっぽけな判断基準では全く測ることのできない「真の学び」よって自分を解放して欲しい…,それを実現できる学び方をこそ,世界に広めるべきだと強く思うようになりました。 そんな中で「あの頃自分がやっていたことをエンターテイメントに昇華させたら面白いんじゃないか?」と思いついたのです。

宇宙物理学 x クラブ,これを実現するのは確かに離れ業ですが,それが様々な分野の凄腕たちが協力してくれたことで現実のものとなったのです。 「祭り」という本質を共有しつつも,いうなれば対角線の先に存在していたもの同士が,ついにタッグを組みます。

近い将来,世界中で変革が始まるであろう「新しい学び」の端緒,それがこの,超実験的サイエンスエンターテイメント, 夜学/Naked Singularities です。

学びの世界が動く瞬間に立ち合い,刮目し,全身で体感して下さい。

2020. 02. 28 FRI, 19:00 START です!

Kobayashi Shinpei / 小林晋平 Website

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